羽毛布団のリフォームはどの位の周期で行うべき?

「羽毛布団リフォームってそもそもどの位使ったらすべきなのか??」
当社によく問われる質問の一つです。

はっきり言います!!
お使いの羽毛布団の「種類」や「品質」と「使い方」に寄ります!!
ただこれでは何の参考にもならないですよね。
そこで羽毛の種類と状態でどう判断すべきか??だけでも参考にして下さい。

羽毛の種類によって周期を考える

羽毛の種類には
ダックダウン、グースダウン、マザーグースダウンなどが御座います。
よってまずはお客様のお使いになっている布団の羽毛の種類が何なのか??をお調べ下さい。


(ダックダウンの羽毛布団について)
ダックダウンは1万円程度から5万位までで販売されている羽毛布団です。
こちらは3年〜5年が羽毛布団リフォームの頻度と考えて下さい。
状態として考えられる事は・・・羽毛布団の膨らみがなくってくる事や生地や縫製から羽毛の吹き出しが激しくなったりする事。
ただし羽毛布団のリフォームに向かない羽毛布団も多いので、専門家にご相談下さい。


(グースダウンの羽毛布団について)
グースダウンは3万円から10万円位で販売されている羽毛布団です。こちらはダウンボールがそもそも大きく、比較的永くお使いになれます。(ただし現在未熟なグースダウン羽毛を詰めた羽毛布団を販売している処も多いので、あまり参考にならないかも知れません)こちらのグースダウンですと5年〜10年位が羽毛布団リフォームの頻度と考えて下さい。
状態はダックダウン同様に膨らみがなくなってくる事や羽毛の吹き出しがひどくなる事に加え、グースダウンですと生地の劣化による生地裂けや破れなども永く使う分考えられます。


(マザーグースの羽毛布団について)
マザーグースダウンはほぼ10万円以上で販売されている羽毛布団です。大体マザーグースの羽毛布団の場合は10年〜20年を羽毛布団のリフォームの頻度と考えて下さい。いくら品質の良い羽毛であっても生地には限界があります。ですから20年以上も使い続けられる羽毛布団は存在しないと思って下さい。
状態はマザーグースの場合は膨らみがなくなる事は少なく、どちらかと言うと生地の裂けや破れが生じた時に羽毛布団リフォームの時期だと思ってください。


最後に上記はあくまでも参考年数です。
もうすでにプリントも消え、記憶にない羽毛ふとんは当社スタッフが伺った際に中身に羽毛種は判断出来ます。
ご心配は無用です。

羽毛布団リフォームの注意点

現在、虚偽記載の○○産羽毛布団ミキシング(混ぜ合わせ)された羽毛布団未熟羽毛で作った羽毛布団など・・・・誤魔化した羽毛布団も多く販売されている為、一概に羽毛布団をリフォームすべきかどうか??と「??」がつく羽毛布団も多いので、専門家に相談した方が良いでしょう。

また可能なら買った処だけではなく、他の専門家にもご相談する事で事実を知ることが出来ます。
中には無意味やたらに羽毛布団の買い替えをすすめる専門店などもあります。ご注意下さい。